今、たねをまく

とりあえずなにかの芽がでるかも。イマタネ

一面の田んぼ

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数年前まで神奈川のある街で学生として一人暮らしをしていました。

大きな街ではありませんでしたが生まれ育ったふるさとよりはもちろん都会。

遊ぶところもたくさんありますし友人たちと飲みに出かけたりと今考えても楽しい記憶があふれてきます。

 

高校まで過ごした地元は東北の寂れた地方都市で、遊ぶところといえばカラオケや小さなショッピングモールぐらいでした。好奇心旺盛な年頃の僕にはとてもつまらない街でしたね。

 

新しい生活を始めた街は坂の少ないところだったのでママチャリで学校やスーパーに通っていました。

そこそこ距離があったので引っ越してすぐの頃は毎日太ももがパンパン。

それぐらい生活する上で必須アイテムになっていたのに有料駐輪場のお金をケチって、駅前に放置して市から撤去されたときは大変でした。

 

 

 

親元を離れ、1人で役所手続きをしているときはとても自分が大人になったように感じましたし、何をするにしても初めてのことばかりで毎日が新しい体験で光り輝いていました。

 

学業を終え、就職とともに地元に帰ってきたのは2年前。

帰ってきた時も、離れた時と同じような街並みが僕を迎えてくれました。

移動手段は自転車から車になり、仕事で運転する機会が非常に多くなりました。

 

小さな山を登り降り始める頃、景色が開ける道があるのですがそこからは

一面の田んぼを見ることができます。

夏には一面の緑、秋には一面の黄金色。

神奈川へ引っ越す前は見向きもしない当たり前の風景でしたが

帰ってから来てから再びその景色を見たときに

ふと「あぁ、こっちに帰ってきてよかったな」とそんなことを考えました。

なんでそんなことを思ったのかわかりませんし、なぜその風景を見てだったのかもわかりません。

 

こんなことを感じることができるようになったのも大人に近づいたからかな。  

 

だんだんと春が近づくにつれ、そんなことを思い出していました。

それでは。